霊視/スピリチュアルカウンセラー/スピリチュアルカウンセリング [オフィス スピリット911]





―― Vol.41 悪夢 ――

ありがたいことに今度は「僕の番組にゲストででませんか?」と、某FM局DJの方が声をかけてくれました。突然のことで、一瞬無言になりましたが、ちょっと面白そうかなと思い「自分でよかったら!」と、返事してしまいました。でも、ラジオということは、絶対に喋らなければいけない・・・それは苦手かも。やっぱり地道に一対一で霊視カウンセリングをするのが、自分に合っているような。返事したのはいいけれど、本当に出演依頼が来たらどうしよう。

 4月28日、いつも通りカウンセリングに臨んでいました。でも、少しだけ辛い一日でした。本当だったら・・・耐久レースに参戦していたはずでした。正式エントリーも1ヶ月前には済ませていたのですが、ペアライダーの都合で急遽参加できなくなったのです。8年ものブランクがあるのに、いきなり11月の三宅島公道オートバイレースは危険すぎると思い、自分なりに考えた復帰プログラムでした。無様なところは見られたくないので、911スタッフにも内緒でした。その日は、友人とツーリングに行くという口実で休むことにしていました。今更だけど、このスピリチュアルトークでカミングアウトです。

 すでにNHKなどでも報道されているように、今年11月開催予定の三宅島オートバイレースの内容が、大幅に変更されることが発表されました。オートバイメーカーの協力が得られず公道レースは中止だそうです。ツーリングイベントなど代替案の検討に入った模様です。大変残念で悲しい結果です。「三宅島まで応援に行きます!」と、声をかけてくれた人は10人以上。霊視カウンセリングに来た人に「これを着てください!」と手渡された、映画『世界最速のインディアン』特製Tシャツを着て、三宅島を走ろうと思っていたのに・・・応援してくださったみなさん、本当に、ありがとうございました。

 パリ・ダカールラリーもまだ始まっていない20代前半の頃、リビア砂漠横断レースという命の保証がない、壮絶な冒険レースが企画されました。実はそれに参戦するために全財産をつぎ込んで準備したのですが、リビアの内戦によって突然中止されてしまいました。その時の悪夢を思い出しました。でもその当時と比べたら今回は、まだましのような気もします。何しろその当時は、その後の5年間、気持ちもお金も失ってどん底でしたから。今はまだ、どうしたらいいのかわかりませんが、『諦めない』自分の信念通り、形はどうあれいつか必ず、復帰してやろうと思っています。大枚はたいて揃えてしまったレース用装備も、いつか着てやろうと。いい歳なのにと、笑われても。悪夢といえば、高校卒業式直後、就職が内定していたレーシングショップが突然倒産して、途方に暮れたこともありました。運が悪いといえばそれまでですが、数々の試練は自分を成長させてくれたようです。

 霊視カウンセリングに来る人達は、自分にとってのヒーローです。辛さや孤独感、様々な苦しみを乗り越えようとする生き様は、自分に計り知れない勇気を与えてくれます。今回の三宅島の一件も、そんなみんながいたからこそ参戦しようと思えたし、中止も受け入れることが出来ました。そして自分はそんなみんなを見守っているのが、大好きなことに今回気づきました。見守っているだけで、魂が落ち着いて優しい気持ちになります。ただ、見守っているだけで、それだけで、懐かしいような、いとおしいような。不思議だけれど、初めて会った時から、それは誰に対しても変わりません。すごく大事で、すごく大切な、そんな存在。だから、これからも自分のためにも、ご自身を大切にしてください。図々しいけれど、お願いします。

 4月30日の呼吸法セラピー復習講座に来たK・Tさんから、バイク漫画『キリン』を11冊ほど頂きました。直接受け取れなかったので真意はわかりませんが、気持ちは充分伝わりました。霊視カウンセリングの合間に読んでいるのでまだ途中ですが、その内容のほとんどは、自分が10代の頃に経験したことでした。ターンパイクでポルシェを追いまわし、峠道で勝負したり。今考えれば、暴走族の方がまだ大人しいような。早朝、東京の自宅を出て、夕方には札幌や新潟にいて、明け方帰宅。走りたい、速く走りたい、24時間ただそれだけでした。そんな昔の自分と同じような出来事でも、漫画になるんだという驚きもありましたが、『キリン』を読んでいて、その頃の感情が蘇ってきたのが、すごく嬉しいです。48歳の魂にまた火をつけて頂いて、感謝です。ありがとうございました。911スタッフは気が気ではないと思いますが、次の目標を探そう思います。生きている実感を味わえるような、とびきりな夢を。

2007/05/04